どうも。
最近2歳の息子 ユキ君が自閉症スペクトラムの診断を受けたと記事にしました。
その後、気になっていたのが5歳の姉 雪ちゃん。
彼女も気になるところが多々あり、今後の彼女の為にも病院で診断を受けることにしました。
結果としてはアスペルガー症候群であろうとのこと。
自身としてもこれから多く勉強していきたいし、教えて貰いたいし、今後のどなたかに
参考になればとこのことについても今後書いていきたいと思いました。
アスペルガーとは?
アスペルガーとは、自閉症スペクトラムの中の一つの分類とされ、次のような特徴があると言われています。
・こだわりが強い
・コミュニケーションがむずかしい
・対人関係が苦手
・感覚過敏
・運動が苦手
簡単に言うと、ちょっと他の子と比べると変わってる所あるねという感じです。
こういったものは先天的な遺伝子の作り等からきていると考えられており、周りの環境のせいではないという所です。
だけどアスペルガーの子供をもつ親としてはこういったことを知らないと、子供のわがままや特異な行動を自分たちの育て方のせいにしてしまうと思います。
だから理解することが大事です。そうじゃないのだと。
そして社会参加が上手く出来るようにサポートしていきたい所です。
雪ちゃんの場合は
雪ちゃんの特徴は例として次のような感じです。
・こだわりが強い
⇒起こすときは絶対ママ、パパがいくとブチギレ
⇒妖怪が好きすぎる
図書館で借りてくる8割の本がオバケ
鬼太郎に夢中 トイレの花子さんや妖怪図鑑も好き
⇒医療に異常に興味がある
病院のオモチャはいくらでも欲しい
最近はブラックジャックを読んだり医療ドラマに夢中
YOUTUBEで「手術」と検索したい
⇒勝ち負けに厳しい 神経衰弱やかけっこ、負ける事が許されない
カードゲーム等は自分が負けない様にルールを変更してしまう笑
妖怪大好き↑
今は20回以上借りている病院の本↑
雪ちゃん創作!トランプとカルタの合せゲーム↑
・コミュニケーションがむずかしい(時もある)
⇒挨拶やごめんなさいが言いにくい
⇒つい言ってはいけない様な人が傷つくかもしれない事をストレートに言ってしまう
⇒自分の話を話した過ぎる 友達が話そうとしても止まらない
雪のペースに巻き込まれてくれる友達↑
アンガーマネジメント?っぽい話↑
・対人関係が苦手(な時もある)
⇒皆で一つの事をしていると違う事をしたくなる
⇒マイペースに空気の読めない事を言ってしまう
⇒好きな友達に依存し、その他の子が目に入らなくなる
・感覚過敏
⇒映画館や弟の鳴き声など大きな音に敏感
映画館は出ていったことも・・・
⇒他人が気付きにくい事にすぐ気付くことがある
知らない子供が隠れているのを見つけて親に教えてあげた話↑
・運動が苦手
⇒駒ありの自転車。乗れるのですがなんだか少し漕ぎ出すとやる気がなくなってしまう。自転車を放っぽり出してしまう。
⇒ボールはだいぶ投げられるようになってきましたがキャッチも投げるのも苦手な方です
どうでしょうか?
5歳だしそんなもんじゃない?気にしなくても良いんじゃない?個性じゃない?って思いませんか。
私も実はそこまで気にしていませんでした。
ひと昔前だと診断がつきにくい状況だったようなのですが、今は少し理解が広まり、診断がつきやすくなっています。
年を重ねると社会参加、対人関係、色々と困ることもあるので、その個性を理解、尊重しながらできるだけ早くから大人はサポートした方が効果的ってことみたいなんです。
子どもによって自閉スペクトラム症の特徴は個人差があると思います。
雪の場合も言葉や認知の発達に遅れが無かったので、かなり気づきにくいタイプだと先生にも言われました。
しかも幼稚園でも何の問題もないと言われているのです。それは又別のお話としましょう。
なぜ早くからサポートすべき?何するの?
一つは療育です。
6歳までの療育は重要と言われており、雪の場合は5歳なのでもう1年しかありません。
療育施設の方も、弟はまだ時間が有るので姉の方から先に計画を進めましょうと話してくれました。
やはりぐんと成長するこの時期のサポートは効果的なようでして、適切な対応を専門家にして頂く事は親としても安心感が有ります。
そして、早くから子供の特徴を認めることは、子供にとっても親にとってもメリットが大きいと思います。
親も「ただの子供のワガママだ」という認識だと「ちゃんとやりなさい!」とただ怒る事しかできず、適切に子供に合った対処が取れないんですね。
でも親の気持ちもわかる。
「まさかうちの子供が自閉スペクトラム症なんて・・・」
そう思ってしまう。
思いたいっていう方も多いと思います。
でも、違和感を感じたら、決してプロの意見を聞くことは子育ての上でマイナスになる事は無いと思うので、是非診断することをおすすめしたいです。
病院に連れて行くハードルの高さ
子供を小児精神科に連れて行くこと、ハードルが高かったです。
まず、子供になんで説明すべきなのか。
その答えもわからぬまま、私は娘に伝えました。
「今日は先生に雪が得意なこと苦手なことを伝えて、これからどうして行った方が生活して行くのにやりやすいか、雪にとって良いのか相談しようと思ってる。だから一緒に行こう。」
雪は訳もわからぬまま病院へ行き、基本的には妻が先生と話をし、私は雪と診察室の外にいたり、中に入ったりを繰り返しました。
雪も最初は外にいたいと言ったのですが、彼女は感覚が鋭い子なので、きっと気になるんでしょう。
自分からたまに中に入ってみたりするのでした。
結局話すのは親なので、親だけ初回は診断(相談)に行ければ良いのですが、本人も同席が必要なのです。
ですが、中々本人の前で話しにくいことなので、何かケアが有ればなぁと思います。
今後について
次回、より詳細な検査をしてみて、雪ちゃんの凹凸はどの部分にあるのか、見てみる予定です。
それによって療育だったり、今後のサポートについても考えていきたいと思います。
これがまた予約が取れなくて、こちらは時間が無いので早く療育を受けたいのですがそうもいかないようです。
日本がまだまだ発達障害への理解が乏しく、そういった病院や療育施設の少ないんだろうな~という事を実感しています。
凹凸の凸を伸ばしていこう
アスペルガーというと、凸凹の凹で困ることもありますが、突出している部分で才能が開花する人も多いようです。
アインシュタイン、モーツァルト、コナンドイル、エジソン、織田信長等もそうだったのではという話もあります。
雪ちゃんも鋭い感性を持っているので、何かハマるものを見つけ、才能を開花させるべく、色々経験したり、見たり聞いたりさせてあげられたらなぁと感じています。
↓面白いヤツです↓
おわりに
だらだら長くなりました!
娘がアスペルガーと聞いて感じた事、それは私自身も発達障害なんじゃないかという事です。
私にもこんな特徴がありました。
・子供の頃から忘れ物が絶えない
・ふとした時にとんでもない発言をすることがある
・道がどうしても覚えられない
そして、彼女の気持ちがなんとなくわかるんです。
でもなんとか大学も出て社会でも溺れず泳いでおり(たまに溺れるけど)、子育てもしております。
だから、この子たちもなんとかやっていけるだろうと前向きになれているんです。
そしてそう自分がそうだと思えた時、とても楽になったんですよね。
だからどうしても出来ない事あるんだ、あんな事してしまったんだ。
でもなんとかなるよなって。
なので、これからは子供達と一緒に発達障害について自分も勉強しながら成長していきたいなと思っています。
ホントだらだら長くなってしまった!
今回は締めましょう。
ではまた!