雪とユキ 一姫二太郎の父やらせてもろてます

長女 雪ちゃんと長男 ユキ君の父 りょうさんのブログ

【特別お題キャンペーン】しなきゃいけないことを教えてくれたのは5歳の娘だった

 

どうも!

今回は特別お題キャンペーン、私がとらわれていた「しなきゃ」について。

 

子育てにおいて、お母さんの負担って大きいと思います。

お父さんは理解はあっても今の日本では、大概のお父さんは子供と一緒に要る時間が母に比べりゃちっぽけなもんだと思います。

なのでお父さんが完全に奥さんの負担を分かってあげたり、代わりになってあげられる事って難しいんじゃないかって思います。

 

そんな私にできること。

お金を稼いで家族に良い暮らしをさせてあげること?

寝る時間を削って家事をすること?

休日はバカンスに家族を連れていくこと?(バカンスって使ってみたかった)

 

確かにどれも大切なことかもしれません。

でも私にとって大事なことを教えてくれたのは5歳の娘、雪ちゃんでした。

 

 

良いお母さんでいなきゃいけない?

うちの妻も娘と2人で長い時間一緒に要ると、娘も我がキツイので、言いすぎたりすることも度々あります。

特に朝なんて仕事の関係で時間が無いので、子供が起きなかったりご飯を食べなかったりするとツイツイ強く言うこともあります。

かといって、この環境を直ぐにゴッソリ変えるってのも難しい。

 

余裕がない ⇒ 子供を叱る ⇒ 子供も怒る ⇒ 互いに怒る

 

負のループです。

そんなのが続くと、妻も「私は良いお母さんじゃない」なんて自分を責めてしまうこともあります。

それはたまに口からこぼれてしまいます。

 

自転車乗りたい

雪ちゃんは自転車の後部座席に乗っておでかけするのが好きです。

ある日、自転車に乗って図書館に行く事を雪ちゃんと約束しました。

ところが、雨が降ってきました。

 

私「うわぁ~、雨か。今日は図書館いけないな。」

 

雪「なんで!自転車のるの!」

 

私「そんな事言っても窓の外見てみ?こんな降ってたら無理やんか」

 

雪「おとう(さん)キライ!バカ!約束したのに!」

 

普段なら、私も「雨が降っていたら自転車はやめておこう」と押し通すのですが、この日は朝から妻と雪ちゃんがぶつかっていました。

 

私「(ちょっとかわいそうかな。妻も言い過ぎよなぁ。)」

 

私「よし、ほんじゃ雨やけどフードかぶって自転車乗るか」

 

雪「ヤッター!!!」

 

私(お父さん)がやらなきゃいけない事

後部座席に乗って雨風に吹かれる雪ちゃんはご機嫌。

 

私「そんな好きか自転車?」

 

雪「楽しいなぁ~」

 

私「今日はお母さん、きつかったなぁ」

 

雪「でもな、おかあ(さん)がな。自分のことを鬼ババやっていうねん。」

 

私「そうなんや~」

 

 

 

 

雪「なんでそんなこと言うんやろなぁ。おかあ(さん)はめっちゃ良いおかあやのになぁ。」

 

この言葉を聞いて、私はハンマーで頭をどつかれた様な衝撃を受けました。

あれだけ言い争っているけど、妻を一番わかっているのは雪ちゃんなのだと。

私には見えていない長い時間、その大変さを雪ちゃんは分かっている。

本当に、本当に、ありがたい言葉でした。

 

 

私「雪ちゃんさ。また雨降ってたとしても、いつでも自転車乗せるからまた言ってな。」

 

雪「ヤッター!!」

 

これが今の私に出来ること。

その第一歩。

そして、次にやらなきゃいけないこともなんとなく分かっている。

 

雪ちゃんの言葉は魔法のハンマーのようである。

 

おわり。

 

追伸

前回、娘がアスペルガー症候群の診断を受けた記事で大変多くの方より有難い言葉をかけて頂きました。

本当に嬉しく、ブログを続けていて良かったと思わされる瞬間でした。

心より御礼の程申し上げます。

 

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