どうも!
私の人生で出会ってきた中で、印象的な『あの人』を勝手に紹介してみる、そんな企画です。
約15年前、私は大学生の時に、2年間程コンビニでアルバイトをしていました。
今はもう潰れてしまったお店なんですが、そこの店長について思い出してみたいと思います。
当時のバイト事情
私はバイトは漫画喫茶と掛け持ちで、コンビニは夜勤で週1で入っていました。
夜の22:00~午前3:00まで。
原付で通っていましたが、冬は寒かった。
店が流行っていなかったのもあるけど、夜のコンビニは暇でした。
今とは事情も違います。
ドリップコーヒーのシステムも無いし、支払いもほぼほぼ現金。
様々な電子決済、クレジットカード、クオカード、今みたいな様々な支払方法は求められませんでした。
スタバ、アマゾン、ゲームなどギフトカードにお金を入れるなんてものもありません。
チケットの発行なんてのもあまり無かったと思います。
純粋にモノを売るのがほとんどで、それ以外で面倒なのは払い込みと、まれに来る宅配便手配ぐらいだった気がします。
ホットスナックも夜10時には清掃し、朝までスナックは売っていないという店舗でしたが、これに関してはこの店がやる気がなさすぎたんでしょうね笑
元気すぎるオジサン店長
店長のご年齢は当時60代半ばくらいだったと思います。
そしてコンビニには毎日午前2時にやってきます。
そこから朝まで仕事に入って、次のシフトのバイトに仕事を引き継ぎ、昼は毎日ジムで身体を鍛えるらしいです。
中々歳の割にはムキムキなガタイをしていました。
そして昼からは奥さんの副店長が仕事に入ってる。
完全家族とすれ違い、昼夜逆転生活です。
経営状況の悪さを痛感
冒頭で店は潰れたと書きました。
私が働いていたのも店畳む後半だったのですが、中々流行っていなかったです。
特に後期には綺麗なセブンイレブンが向かいに立って、追い討ちがかかりました。
元から廃棄の量は多かったのですが、ライバルがきたことでこちらもより増えた気がします。
2カゴ一杯では収まらないほどの廃棄を回収することが度々あって、もったいないという思いと、この店大丈夫?という不安がありました。
いつも店長に言われたこと
毎回の様に店長に言われたことがあります。
それは、「新聞よんでるか?」もしくは「ニュース見てるか?」
お気楽大学生だった私は毎回変わり映えのない「見てません!」の返答でした。
すると店長は、アチャーという顔をします。
なんて言われたかあまり覚えてないけど、あのアチャー表情は今でも忘れられません。
おわりに
店長、お元気でおられるかわかりませんし、もう会うことも無いと思いますが、私は元気でやっています。
ジムにはまだ通っていますか?
相変わらず新聞は読んでいませんが、それなりにネットでニュースをチェックし、時事問題も少しはわかるようになりました。
コンビニが無くなった時は寂しかったですが、その後もう2店舗は店が変わっているので不思議と寂しさはもうありません。
ただただ世知辛さを感じます。
だけど店長も無理してたでしょうし、今はごゆっくりされていて、良い時間を過ごされてるんじゃないかと思います。
当時はお気楽大学生に喝を与えて頂き、ありがとうございました。
全然響いていませんでしたが、今思えばありがたかったです。
それでは、お元気で!
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