雪とユキ 一姫二太郎の父やらせてもろてます

長女 雪ちゃんと長男 ユキ君の父 りょうさんのブログ

【あの人】東京に憧れる少年のような先輩を思い出す

 

どうも!

不定期連載シリーズ『あの人』

 

私の人生で出会ってきた中で、印象的なあの人を勝手に紹介してみる、そんな企画です。

今回は東京に憧れ、そして職を転々とし続ける友人、オズさん。

 

 

 

オズさんとの出会い

彼とは珍しい縁でして、私が大学生で19歳の時に出会います。

ある好きなバンドのライブで仲良くなったA君がいて、その人の同級生であるオズさんの家に行って遊ばせて頂きました。

 

彼は4歳年上ですが、出会った頃から今も彼にはタメ口で仲良くさせて頂いています。

タメ口で良いと言われたのか言われてないのかはもう覚えていませんが、彼の醸し出す「少年」のオーラに負けてしまったのでしょう。

もしくはA君にそそのかされたのでしょう。

そういう事にしておこう。

 

そんなこんなで割とイケイケでモテていたA君とは波長がズレていき、段々と疎遠になりました。

そして根が垢抜けておらず、全くモテないオズさんと私は、波長がピタリと合いまして、30代半ばになる今でも交流が続いているのです。

 

少年のような先輩

彼が少年の様というのは今も変わらずでして、見た目もそうですが、考え方が少年のようで面白い。

まさしく天然記念物。

 

トンデモエピソードもありますが、とてもここでは書けない内容でして、「なんでそうなっちゃったの?」と聞くと、「いや!知らんかって!」と真顔のような半笑いの様な顔で答えます。

ですが当事者は笑い事では済まされぬだろうといたたまれなくなります。

誰が考えても分かるだろうことを、分かりません!と言ってしまう危うさと可愛らしさが彼を少年たらしめています。

 

当時の彼は横山健さんというギターヒーローに憧れ、黒髪に襟足だけを金髪に染め、何故かギターを弾いたこともないのにウン十万する横山健モデルのギターを買うか本気で悩んでいました。

横山健に陶酔してグッズを買い漁ったかと思いきや、ある時お金が無くなったと言って全てのグッズを彼がヤフオクで転売したと聞いた時は一抹の寂しさを感じたのでした。

 

オズさんとの繋がり

出会った頃、私の大学が彼のアルバイト先に近く、ちょいちょい彼のバイト先にちょっかいをかけに行くようになります。

更には色々なバンドのライブにお供するようになりました。

更には更にはバンド好きが講じて、彼はドラムを、私はギターをイチから始めてスタジオに毎月遊びに行く様になります。

そこで更にメンバーを2人増やし、好きなバンドのコピーを月1回の趣味として楽しみます。

彼らには、私の結婚式でライブをするにまでお付き合い頂きました。

 

定職に就かない性

そして彼は東京で職を転々、いや転々転々転々くらいされました。

もう20個近くは変えられたと思います。

(言いすぎだったらゴメン。でも言い過ぎてないはず!)

 

だから、毎回会う度に第一声は「今は何の仕事してるの?」から入ります。

そんな時にオズさんは半笑いなのか何なのかよく分からない表情で、「今は○○やってるで!これがさぁ~」と言います。

 

最初東京へ行くと言い出した時、私とバンドメンバーは反対したんです。

オズさんの言う事を聞いていると、特に目的も無いように聞こえるし、実家も関西だし、仕事も特に関西でも出来そうなもので、バンドも辞めなきゃいけなくなっちゃうので。

ただただ、「東京にいたい」という気持ちが強いんです。

 

だけどそれで良いんですよね。

オズさんが選びたい道だから。

それで、なんとなく今も元気に楽しそうにしているから。

 

人生に決まったルート無し!

オズさんを見ているとそう思わされます。

 

終わりに

f:id:ryousankunchan:20230202213127j:image

 

そんなオズさんと久々の再開を果たしました。

秋葉原でお茶して、何故か神田明神を二人でお参りしました。

夜の神田明神、雰囲気あります。

 

私も春からの職場では出張が無さそうなので、オズさんとも長らく会えないと思います。

そんな中、最後に何を話したかと言うと、アマゾンプライムで何のアニメを見ているかという話をして別れました。

オズさんらしい!

 

そして彼は今、千葉県にいるらしいです笑

またいつか会える日を楽しみにしています。

 

ではまた!

 

 

ryousankunchan.hatenablog.com