【経験談】学生はみんな裁判を傍聴しに行こう【地方裁判所に傍聴に行った(傷害事件)】
おはようございます。
裁判を傍聴したことありますか?
私は大学生の頃に社会勉強と思い、友人たちと一度傍聴しに行きました。
私は学生の頃に行っておいて良かったと思っておりまして、その理由をご紹介したいと思います。
また、裁判傍聴の方法、私が傍聴した裁判はどんなものだったのかご紹介したいと思います。
【目次】
学生の頃に裁判を見ておくと良いと考える理由
①平日に時間が取れる
裁判所は土日祝日は休みです。
めちゃくちゃ基本的なことですが、学生には時間があります。
社会人になり、更に家庭を持つと中々自由な時間が取れません。
※授業や研究で時間が全く取れないという方がおられたらごめんなさい
私の場合は授業の取り方等で時間の調整が出来ました
だから学生の時こそ、一度行ってみて欲しいと思うのです。
②社会勉強できる
自分が生きている社会の知らないことを知る事ってとても良い事だと思います。
これからの人生でどんな知識が役に立つかわかりません。
もしかしたら自分の人生に大きくプラスに影響することも有ると思います。
自分の子供にも、裁判とは限らず若いうちに様々な知見を広げて欲しいと伝えたいです。
どうやって傍聴する?
裁判所のHPに下記ように書かれてあります。
法廷で行われる裁判の手続※は,原則としてだれでも見ること(傍聴)ができます。
※民事裁判では口頭弁論や判決の手続,刑事裁判では公判や判決の手続が公開されています。
傍聴するときに,裁判所に事前に申し込む必要はありませんが,傍聴希望者が多い場合には傍聴券交付手続が行われる場合もあります。
また,グループで傍聴するときには,予約をいただく場合もありますので,詳しくは,各地の裁判所のサイトの見学・傍聴案内コーナーをご覧ください。
見学・傍聴案内 | 裁判所 (courts.go.jp)より
↑こちらから近所にある裁判所も検索できます。
そう、特殊なものでなければ、事前申し込みとかせず直接行ってすぐ見れるのです。
ややこしい手続きとか無くて、意外じゃないですか?
気軽に行ける事も学生さんにもお勧めしたい理由なんですよね。
私が傍聴した裁判の内容
さてここからが本題?
私が学生の頃、地方裁判所を傍聴した経験について。
初老の男性が起こした傷害事件の裁判でした。
事件の内容としては酔っぱらった男性がコンビニ店員と口論になり、持っていたワンカップ瓶を店員に投げつけたというのです。
また、駆け付けた警察官にもボコボコに暴力をふるったというものでした。
聞いていると前科も多数あり、過去に銃刀法違反とかも起こしていて、要するに元反社会勢力の方だったみたいですね。
こういう事も裁判で話になるんだと驚きました。
更に被告人はアルコール中毒のようで、生活保護も受けておりながらそのお金でお酒を買ってしまうというのです。
詳しい内容はもう忘れてしまったのですが、次のやり取りは忘れられません。
被告人の人生を物語るようなやり取りでした。
裁判長「お酒はやめられると思いますか?」
被告人「酒だけはやめられません」
~ その後しばらくどうしようもない被告人の受け答え ~
裁判長「酌量の余地無し」
おわりに
どうでしょう?
私はこの半日の裁判で見たことのない他人の人生をのぞき見ました。
お酒は怖い、こんな風になってはいけない。
そしてなんだか怖い。
そう感じました。
それだけでも若い私にとっては貴重な経験だったのです。
だから裁判傍聴は、若い人には一度は経験して欲しいと思うひとつです。
もちろん学生じゃなくても、見られる機会があれば是非とオススメします。
今週のお題「復活してほしいもの」ということで、私は平日に仕事や家庭を全く気にしない時間が復活して欲しいです。
時間があれば何をしようかな?と考えたところ、また裁判傍聴もしてみたいなぁと感じたので記事にしてみました。
ではまた!