雪とユキ 一姫二太郎の父やらせてもろてます

長女 雪ちゃんと長男 ユキ君の父 りょうさんのブログ

【娘は妖怪研究家になるか】すごいぜ!! 日本妖怪びっくり図鑑/木下昌美【個性を見つけよう】

 

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4歳の長女、雪ちゃんは妖怪が大好き。

節分になると毎年鬼を見て泣くし、おばけに会いたいかと聞くと嫌がるのですが、絵本はおばけの出るものばかり手に取ります。

 

この妖怪好きは2歳から始まりましたが、そのきっかけとなった「すごいぜ!! 日本妖怪びっくり図鑑」をご紹介させて頂きます。

 

また、おまけとして最後にちょっと怖い話も書いておきます。 

 

妖怪好きになったきっかけ

きっかけは私が買い与えた「すごいぜ!! 日本妖怪びっくり図鑑」でした。

 

今の世の中、個性は昔より尊重されやすいと思います。

それがヘンテコなものだとしても、突き詰めれば面白いと思ってくれる人は沢山いるはず。

SNS、ネット等で拡散もされやすい状況です。

 

当時雪が保育園で「どろろんびょういんおおいそがし」というおばけの本を手離さないと聞いて、私は直感で雪ちゃんは妖怪に飲めりこむのではないかと思いました。


昼寝の時もこの本を持って寝ていたのだとか・・・

 

そこで内容がポップで、できるだけ沢山の妖怪に触れられる本はないかと探し、見つかったのがこの「すごいぜ!! 日本妖怪びっくり図鑑」でした。

ソフトカバーで値段もお求めやすいのもビギナーに最適です。

 

本文でも著者の木下昌美さんが、ようかいおねえさんとして妖怪を説明して下さるのですが、この木下昌美さんこそが妖怪文化研究家であり、その道を突き詰められた方なのです。

しかも古い研究家のイメージではなく、綺麗なしゅっとした女性で、それでいて妖怪の研究家だというので、カッコ良いいんです。

 

図鑑の内容

つべこべ言わず先ずはページが公式に出ていたところを貼り付けておきます。

・親しみやすい絵

上記のように、絵がポップで子供が入りやすい!

もう恐ろしいフォルムの怖がらせにかかってきているものをいきなり見せられても怖がる子も多いと思うので、ここはポイントですね。

しかも隠れた所にちょろっと妖怪が描かれていたり、遊び要素も散りばめられています。

 

・妖怪のチョイスがややマニアック

出てくる妖怪はメジャーなものは少なめで、ややマニアックなものが多数な気がします。

例えば表紙の妖怪のチョイスが、一本ダタラ、夜行さん、火車、土蜘蛛などなんですよね。

もっと子供向けだったらろくろっくび、一つ目小僧とか持ってきません?笑

それだけ内容がしっかりしていて、飽きさせないものになっているんですよ!

 

・わかりやすい内容

まず、妖怪がカテゴライズされていて見やすいです。

例えばカワイすぎる妖怪、セツナすぎる妖怪、コワすぎる妖怪など。

雪ちゃんも「クサビラ、スネコスリはこの辺(カワイすぎる妖怪)」とすぐにページの場所を覚えました。

 

また内容も日本のどの辺りに出現し、どのような逸話があるのか、端的で興味深い話が載っています。

木下さんが奈良を中心に活動されているので、奈良の妖怪情報が多いです。

 

ちなみに雪ちゃんは3歳になるまでにこの本に出てくる約100体の妖怪の名前をほとんど言えるようになっていました。

親子でめちゃくちゃ楽しんでいます。

 

実話 妻のお父さんからきいた怖い話

ここからは、妻のお父さんが実体験したという怖い話を書きます。

この本に書いてある妖怪に出会ったかもしれないのです。

苦手な方はここまでで!!!

まあ対して怖くないですが笑

 

この図鑑にもおしろいばばあという妖怪が書いてあり、奈良県長谷寺付近に出ると書いてあります。

 

昔お父さんが夜の深夜に車を運転していて、長谷寺付近を通り、信号で車を止めたらしいのです。

その日は雨が降っていました。

 

すると外から、お婆さんが窓を叩いて乗せてくれと言ってきたとのこと。

深夜のありえない時間で、お父さんは怖くてドアを開けずに逃げたとのことでした。

 

お父さんはおしろいばばあを知りません。

 

この本を読んで、妻がお父さんが見たのおしろいばばあかもしれないと教えてくれました。

本当のおばあさんだったら、可哀想なのですが、もはや真実はわかりません。

 

 

話がそれましたが…

妖怪は楽しいし、この図鑑はとてもオススメ!

 

そして妖怪でもなんでも子供が興味を持った事を突き詰めてくれたらとても嬉しく思います。

 

ではまた!