娘の雪ちゃん(当時3歳)との忘れられない出来事。
その日は近所のお兄ちゃん2人が家のまわりで一緒に遊んでくれました。
良い子達で、大変有難い思いでした。
彼らは小学校低学年です。
雪が大好きなポンちゃん(ピンクの大きめのボール)を家から出してきて、一緒に遊ぼうといいます。
初めは少し雪も投げさせてもらえたりしていたのですが、雪は上手く投げることも掴むことも出来ないので、しっかり投げられるお兄ちゃんたちの間で取り残されるようになってきました。
しまいにはお兄ちゃんは空高くポンちゃんを投げ、プラスチックのバットでポンちゃんをシバきはじめます。
私も激しいな~と思いつつも、別に止めるようなことでもありません。
その時雪は小さい声で言いました。
雪「やめてよ~」
お兄ちゃんたちは聞いておらず、ポンちゃんはシバきまわされ続けていました。
その後、うちの庭でアブラムシを見つけます。
コンクリートに謎の大発生する赤いヤツですね。
お兄ちゃんが石でアブラムシをつぶし始めます。
お兄ちゃん「ク〇どもが!〇ね!〇ね!」
おいおいおい命を粗末にして、しかも口悪すぎるなぁと思いながらも、この頃の男の子はこんなもんかぁと考えました。
思えば自分が小さいときにも覚えがあります。
しかもそこまで関係性のある子(親も含めて)ではないので、あまりそれに対していうことも出来ません。
その後、空き地に行きまして、木の棒でお兄ちゃん達はチャンバラを始めました。
これは危ない。
雪ちゃんも木の棒をとります。
私は「雪ちゃんは危ないから木の棒で叩いちゃあかんよ」と木の棒を取り上げました。
その後お兄ちゃんたちは、それ以上先は他人の畑だろう(境界が曖昧)所へ走っていきます。
雪も後を追おうとします。
私が「ダメダメ、お兄ちゃんは入っていったけど他人の畑だから雪は入っちゃダメだよ」といいましたが、聞きません。
私もどうしたら良いかわからなくなってきました。
そろそろおやつ食べに帰ろう等と唐突な帰宅を呼びかけます。
勿論雪は聞きません。
しばらくアタフタした末に、雪を抱えて無理やり家に帰りました。
雪は号泣。
帰ってからもお父さんと遊ばないと泣きながら怒っていました。
私も確実に自分が間違った対処をしていると感じました。
だけどお兄ちゃん達の攻撃的な言葉、遊びで娘に悪影響を与えたくないと考えてしまったのです。
じゃあどうすればよかったのか?
答えはわかりませんが、
虫をむやみに殺生してはいけないよ、そっちは他人の畑だから入っちゃダメだと思うよと彼らに言って上げられれば良かったんですよね。
間違った事は言ってないのですから。
でもお恥ずかしながら、彼らにどう思われるか(親も含めて)、怖いんですよね笑
こういうご時世でご近所でもコミュニケーションが難しいですが、彼らとそんなことが気兼ねなく言える関係性になることも大切ですね。
よーし、次回こういうことがあれば少し勇気を出してみよう。
勇気100%を聴こう。
そうさー100%勇気~ もうがんばるしかいさ~。
ではまた!