第一志望に落ちまくったとしても、何もマイナススタートではないということ
おはようございます!
大学受験に取り組まれた方々、本当にお疲れ様でした。
16年前、私は第一志望の大学に確か6回ほど落ちました。
同じ大学の色々な学部を前期、後期で受け、全滅。
何でこんな話をするかというと、「第一志望に落ちたら終わりなのか?」という考え方に対し、個人的には「いや、そんなことは全くない」強く言いたいのです。
第一志望に受からなかったけど社会人として生きている人たちは同じ様な事思う人も多いんじゃないかなとも思っています。
【目次】
私の場合
始めに書きました様に第一志望の大学に6回くらい落ちました。
正直、どの学部に入りたいなんて気持ちもなく、その大学になんとなく入りたいと思っていたのです。
結果としては、学力レベルで言うとワンランク下の大学、いわゆる「すべり止め」大学に合格し、そちらへ進むこととなります。
第二志望大学に入って思うこと
第二志望大学に入った私が思うことを4点にて書きたいと思います。
①思いもよらぬ土地に行くことが出来た
②かけがえのない親友が出来た
③結局入ってからが大事
④社会人になってしまえば学歴はほぼ関係ない
①思いもよらぬ土地に行くことが出来た
私の大学は第一志望とは違う県でした。
それは「京都」という今まであまり縁のなかった県でした。
これが私にとっては良かった。
森見登美彦さんや万城目学さんの京都を舞台とし、大学生がアホなことやってる素晴らしい小説にドはまりし、その聖地にも陶酔していったのです。
今まで縁のなかった場所での新生活。
これは良くも悪くも人生を豊かにする為の大きなチャンスになります。
これは第一志望大学でも言えることか!
②かけがえのない親友が出来た
高校であまり接点がなかった友人と同じ大学になり、彼の結婚式スピーチを任されるほどに仲良くなりました。
彼も第二志望大学であり、しかも学部を出し間違えてたまたま同じ学部になったのです。
人との縁、これもおみくじみたいなもんですが、このおみくじに当たり、良かったなぁと感じています。
これも第一志望大学でも同じか!
③結局入ってからが大事
ここから本題ですが、なんとなく大学生になった私。
やりたいこともなく、大学で見つけられるだろうと思っていた私。
そんな大学生も多いと思います。
そんな大学生には別に第一志望でも第二志望でもどこにいったってやれることは同じなのだと思います。
これも良くも悪くもで、頑張って何か見つけようと動いたり、何かに打ち込んだりできるのであればそれはどこの大学でだってできるのです。
目的地へ高い確率でいけるルートを選びたい方もおられるかもしれません。
だけど想定のルート、もしくは別のルートへ進んだからといって、幸せになれるのか、やりたいことができるのか、そんなことは進んでみないとわからないことなのです。
④社会人になってしまえば学歴はほぼ関係ない
これは、あくまで私の経験則です。
ある会社によっては学力で絶対的に出世が変わるとか、そういうパターンもあるかもしれませんが、そういうことを言っているのではないのであしからず。
私は営業職ですが、経験上、学歴で仕事ができるできないは全く関係がありません。
コミュニケーション能力であったり、仕事の処理能力、人間性なんかは学力と全く比例しないのです。
高卒でどんどん上りつめた方もおられますし、高学歴でもコミュニケーションが難しい方もいます。
実際に以前書いた「人間力に触れる」シリーズの素晴らしい元同僚の方々は高学歴な方の方が少ないかもしれません。
それに、仕事ができるかできないといっても一概に評価の仕方もそれぞれです。
合う合わないもあるかもしれません。
また、もっと視点をずらすと、仕事ができるかできないかがその人にとっての幸せではないかもしれません。
おわりに
色々と書きましたが、人生の中でどんな学校を出るかなんてことはそんなに大切なことではなく、巡り合った場所でどう生きていくかが大切だと思います。
今の岸田総理も第一志望の東京大学を3回落ちて早稲田を出られましたが、内閣総理大臣になられています。
総理大臣になりたいかは別の話として、第一志望の大学を出なくても、目標とする地位につくことも不可能ではないということです。
もし第一志望大学を諦め、別の大学へ進む方がいたとしたら、胸を張ってこれからを頑張っていきましょう。
そんなエールを込めて。
ではまた!