おはようございます!
アマゾンプライムでたまたま見た映画『おおかみこどもの雨と雪』。
これが長女雪ちゃんと弟の雨君を一人で育てるお母さんの姿を描いた一姫二太郎映画なのです。
一姫二太郎の父としては涙なしには見ることができない素晴らしい作品でした。
めちゃくちゃヒットしていたし、何を今更という感じでしょうか笑
私も映画から長らく遠ざかっており、アマプラを契約したおかげで縁があってこの度見ることができました。
アマプラに感謝感謝。
今回ネタバレなしで公式で出てる範囲であらすじに軽く触れて、私が泣かずには見られない理由について書いていきたいと思います。
【目次】
エクストリームあらすじ
主人公の花はオオカミオトコと恋に落ち、子供を2人授かる。
(ここに違和感を覚える人も多いと思うけど細かい事は気にしない)
子供は長女の雪ちゃん、弟の雨君。
オオカミオトコと人間のハーフの子供たちは、どちらの姿にもなれる。
だけど人間の世界で上手くやっていく為にオオカミの姿を見せないように生きていく。
4人家族は幸せに生きていたがある日、父が亡くなってしまう。
花は1人で子供2人を育て抜く決意をする。
そして子供が将来、人間でもオオカミでも選べるようにと人目のつきにくい田舎で暮らしていくことになるが…
一人の女性が出産・子育てを通じて成長する姿。
そしてその子供たちが、誕生から自分の生きる道を見つけて自立する過程。
その13年間を描いた作品になっています。
私が涙無しにはこの映画を見れない理由
①家族設定の一致に感情移入せずにいられん
子供がお姉ちゃん1人と弟1人の一姫二太郎という設定。
まずこれです。
一姫二太郎の映画って、意外と私が親という立場になって初めて出会ったのかもしれません。
そして長女が『雪ちゃん』というところも自分の娘を重ねずにはいられません。
②子供の頑張る姿がけなげすぎる
ネタバレになるので細かいことは書きませんが、オオカミであり人間でもあるという存在であることから、子供たちは沢山葛藤します。
そして成長するにつれて自分の考え方もそれぞれ持つようになっていくんです。
それゆえにぶつかることもあるし、傷つくこともある。
でも何とか頑張って乗り越えていくんです。
そうして成長していく姿は子を持つ親としては重なるシーンがいくつもあるのではないでしょうか。
③親として感情移入せずにいられん
ただでさえ特殊な状況で大変なうえ、身寄りのない田舎暮らしというハードモード。
一人頑張る花さんの強さには心打たれます。
いやいや、こんな強く生きていけない!こんな心の余裕、私には無理無理!と頭が上がりません笑
だけど誰もが子育ての大変さを感じたり、そんな中で周りの人の優しさを感じたりってあると思うのですが、そんなシーンにもじんわりと来てしまいます。
そして子供を見守りたい親としての気持ち。
のびのびと好きに育ってほしいと願いながらも、親が意図せぬ子供自身の好きな方向に育っていくと必ず親は心配してしまいます。
だって親だから。
そんな所も感情移入しすぎてもう涙無しには見れないのです。
おわりに
今は昔よりも多様化が進んでいますし、情報も入手しやすい世の中なので、自分で新しいことを始める可能性も沢山あると思います。
そんな中で自分の子供がどんな道を選んだって不思議ではありません。
将来の夢ランキングだってYOUTUBERが1位なのもわかります。
昔の子供が歌手やお笑いスターを夢見たのと同じですから。
だけどそうなると間違いなく親は心配になりますよ。
休みもないだろうし、大変な職業ですからね。
話がそれました。
子供がどう育っていっても見守る覚悟はあるのか?背中を押してやれるか?
そのようにこの映画に問われたような気がしました。
今の私には自信がありません。
その時になってみないとわからないでしょう。
とにもかくにも良い映画でした。
ではまた!