おはようございます!
今回は1歳9か月の息子、ユキ君がハマりにハマっている絵本をご紹介します。
『わくせいキャベジ動物図鑑/tupera tupera』
これが凄まじいハマり方なのです。
話を盛らず、休みの日は1日10回以上は読んでくれと持ってくるのです。
仕事の日の朝なんか、読んでいる時に仕事に行く時間になり出かけようとすると、エンエン泣きだして困る事もよくあります。
そんな素晴らしい絵本、いや図鑑をご紹介させて頂きたい!
【目次】
こんな本です
表紙と背表紙を見るとこの本の内容がほぼネタバレしています。
内容ご紹介サンプルはなかったので表紙背表紙のみご紹介させて頂きます。
【表紙】
【背表紙】
キャベツ?のような星に住む野菜?のような動物がひたすら紹介されている図鑑です。
野菜の写真を組み合わせて動物を表現しているのですね。
なんだかこれが可愛いような怖いような奇妙なような面白いような動物たちばかりなんですよ。
この本のどこが面白い?
・世界観が細かい
まずこの惑星キャベジ。
千切りキャベツが敷き詰められたセンギリ草原。
芽キャベツが顔を出すメキャベの森。
キャベツの表面に近い青い部分はビタミン洋。
芯の部分はかたく凍った台地、芯極。
ただのキャベツに見えて、子供心をくすぐる世界観がきっちり設定されているのです。
・動物の設定が細かい
各動物の説明も面白いです。
生息している土地分布が書かれていたり、大きさや重さがかかれていたり。
ポケモンでもそうだと思いますが、設定が細かいから惹かれるんですよね。
他にも例えばこんなものがあります。
トマトで表されたブタの『トマトン』は「ケチャップー」と鳴く。
バナナで表されたキリンの『バナキリン』は子供の頃は緑、成長すると黄色くなり、次第に黒い斑点が全身に表れる。
リンゴで表されたゴリラの『リンゴリラ』はオスが胸をたたくと、森中にあまい香りが広がり、メスが寄ってくる。
・想像力をくすぐる
野菜で動物を表すという表現自体がアートですよね。
大人が見ても面白いです。
この野菜だったらこんな動物ができるって考えて、実際に写真を撮ってみても楽しいかもしれませんね。
ユキ君お気に入りの動物
これです。
ミカンで表されたライオン『ミカオン』。
ユキ君はこのページが現れると必ずこう言います。
「カンカン!(みかんのこと)
「が~お!」
tupera tuperaが好きだ
作・絵はtupera tupera。
亀山達矢さんと中川敦子さんという方々のユニットだそうです。
tupera tuperaさんは以前にもご紹介した『パンダ銭湯』という絵本も持っており、こちらもユニークで面白いです。
tupera tuperaさんはEテレの『ノージーのひらめき工房』のアートディレクションもされています。
うちの子供たちはこの番組も大好きですね。
私たち(アラサー)世代は工作と言えばわくわくさん。
今の子供たちは間違いなくノージーですよ。
おわりに
この本、私の母が買ってきて、はじめは正直1歳には早いって思っていたんですよ。
なんてことはない。
他の絵本を置いてダントツのお気に入りになりました。
大人のフィルターでこの本が良いだろうって決めつけるのは良くないですね。
色々なものに触れて好きなものを本人が探すのが良いと思います。
お付き合い有難うございました!
ではまた!