おはようございます!
佐々木マキさんの絵本、「はぐ」をご存知でしょうか。
これが大人にも考えさせられる絵本であり、
けれども内容は全く説教臭くもないシンプルな絵本なのです。
コロナ禍の今、大人の心にも響き、子供の読み聞かせにも最適な
「佐々木マキ / はぐ」をご紹介させて頂きたいと思います。
あらすじ
らくだとしまうま、ワニとペンギン、タコとおじさん、女の子とブタ。
彼らが出会って、はぐをする。
「あえて よかったー」と言う。
あらすじはこれぐらいシンプルです。
感想
文章もめちゃくちゃシンプルなので子供にも読み聞かせやすい絵本です。
そして、この見る人によるとさらっと見過ごしそうで、見る人によればグッとくるとうな何とも言えない内容。
文章を読んでいると、はぐをする登場人物同士はどうやらずいぶん会えてないようでして、久々の再会だということだけがわかります。
文章はシンプルなので彼らがどんな関係性なのか、どんな生活をしているのかなどは全くわかりません。
ただただ、久々に会えて良かったとはぐをするだけの話なのです。
コロナでね、ずいぶん会えていない人も多くなりました。
結婚式を延期の末にキャンセルした友人もいますし、大学に全く行けなかった学生の話も聞きます。
こんな状況で、とても響くお話しだなぁと思うのです。
落ち着いたら、会えていない友達に会いたいなぁ。
これを読んで、そう心から思いました。
早く落ち着いてほしいねぇ。
そして私には接種券まだ来そうにありません。
ではまた!