どうも!
今回はブログ休止中に大きくぶつかった子どもの心の壁について書きたいと思います。
長女 雪ちゃんの4歳はとても不安定でした。
習い事に行ってもやりたくない。
幼稚園は楽しくない。
お父さんお母さんキライ。
嫌なことを言ってしまう。
そんな4歳。
親としても何が原因なのか?どうしたら良いのか?悩む年でした。
結論から言うと、5歳の今、彼女はそういったことを乗り越えて大きく変わりました。
同じく悩んでいる親御さんにも伝えたい。
そういう思いで書きたいと思います。
今回は習い事編にお付き合い下さい。
踊れないチア
彼女はチアリーディングを習いに行っています。
行きだした頃は楽しそうに踊っていて、家に帰っても新しく覚えた振り付けを見せてくれたりしました。
ところが、ある時からずっと見学をしていると妻から聞きました。
現場にはいくのですが、踊らないと言って、ずっと見学しているのだそうで。
一緒に行っているお友達も踊ろうと声がけしてくれたようですが、踊らないの一点張りだそうです。
遂にはチアも辞めたいと言ったりするのです。
どうして?と何度も聞き出しましたがなんだか表現するのは難しいようでした。
ある時の夜、しくしく泣いていて理由を聞いてみました。
「チア行っても頭が痛くなって踊れないねん。」
そんな様子にずっと付いて行っている妻としても辛くなっちゃったりして。
有るときは言い合いの末にチアのTシャツを捨てるみたいな事にもなってしまいました。
弾けないピアノ
チアともう一つ。
とある教室でピアノを習っていました。
そこへ行っても雪はピアノを中々弾きません。
もう帰ると言ったり、弾くのを拒否したりしました。
それでも先生は優しく粘り強く、別の遊びをしてくれたり、少しずつ歩み寄ってくれました。
先生は好きなようでしたが、こちらも辞めると言ったりでした。
そんな調子なので通って1年経ちましたが片手でぎこちなくしか曲も弾けません。
そんなこんなで先生のご事情でピアノ教室は閉校することになりました。
最後に発表会をするということになって。
雪も片手でしか弾けませんが出て下さいと言って頂きましたが、雪は「出ない」という調子。
最後の練習にも行かないと言ってしまう始末。
私も先生には大変お世話になったので電話をさせて頂きました。
「先生ごめんなさい。娘は出ないと言っています。」
先生はこう仰って頂きました。
「良いんですよ。出ても出なくても、名前は残しておきますから、当日までに決めてくださったら大丈夫です。」
踊れるようになった日
チアはそんなこんなで行っても踊らない日を繰り返していました。
ある日妻から動画が送られてきました。
そこには音楽に合わせて踊る雪の姿。
他の子と同じように踊っていました。
ずっと見ていたので振り付けは頭に入っていたのでしょう。
少しの勇気。
身体をなんとか動かしてみれば踊れたのです。
私は職場で音は出せないのでサイレントで動画を見ましたが、デスクで目頭が熱くなりました。
帰ってから無茶苦茶雪を褒めましたが、なんだか照れ臭そうでした。
ピアノの発表会
ピアノの発表会予行練習の日、なんと雪が行くと言ったのです。
他のお友達と共に教室で課題曲を弾きます。
片手ですが、モジモジしながらなんとか弾けました。
ドレスと靴も準備したので、なんだか気持ちも乗ってきまして、その後本番も出るということになりました。
本番、お辞儀をして、ピアノに座ります。
片手ですが、どうだ・・・
なんとか弾ききりました。
お辞儀もして、先生にも声をかけてもらいました。
私は心から感動しましたし、先生には感謝してもしきれません。
本当に先生に巡り合えてよかったです。
有難うございました。
雪はいつもピアノを弾いても、褒めたら嫌がるのです。
「全然上手くないし。弾きたくないし。」
すごく自己肯定感が低い。
だけどこの場所で一曲弾ききったことは彼女にとってとても大きなことだと思いました。
よく頑張ったね。
このように習い事に関しても1年間で大きく変化がありました。
次回は彼女のネガティブな心模様の背景、人間関係の悩み、そしてその変化について書きたいと思います。